自身の精神的不安定性
自分自身を理解するためにまとめています。
無気力になるまでの過程
非常に強い嫉妬心
私は中学、高校と非常に強い嫉妬心に苦しんできました。
例えば優れた容姿を持つ人間を見かけるとまずは殺意を抱きました。
優れた頭脳を持つ人間を見かけるとまずは殺意を抱きました。
自身より優れた能力を持つ人間を見るとまずは殺意を抱きました。
普通の思考回路ならばあり得ませんが、日本人の平均的精神衛生をはるかに下回るであろう、捻じれた私にかかれば赤子の手をひねるようなことです。
当然人間が持ち得る最大級の黒い感情を胸に宿し続けた私は常に壊れていました。
もちろん私はこの感情の制御方法も知らないまま、受験戦争に挑まざるを得なかったのです。
避けられない壁
私は二正面作戦を強いられてかなりうろたえていました。更に悪いことに嫉妬で精神的にボロボロになっていたにもかかわらず、私は受験から逃れることもできませんでした。
わたしはそのような点では完全な常識人でした。
身内からの重い期待や成績の高さを鑑みると、受験から逃げることは決して選択できるものではありませんでした。そういうわけで私は絶望的な戦いを始めたのでした。
必然的決断
受験勉強を始めたころは偏差値70前後の母校でも5位以内をキープしていました。
し かしそのときも私の内部では絶えず痛みが発生していました。
しばらくたって11月ごろ、私は高校に行く必要がなくなっていました。ピンと張った糸が切れ、重力を思い出したかのように私は闇の中に落ちてゆきました。私の生存本能がそうさせたのでしょうか。確かに私の精神は限界に達していました。
私は自身の部屋で眠り続けることを選びました。
事後処理
私はその嫉妬心が心のどこから湧いてきたのか全く分からなかった。そもそも先天的であるか、後天的であるか知る由もなかった。もちろん嫉妬心をなくす方法も全く分からなかった。私は自身の嫉妬心に対してあまりにも無知であった。
しかし知らぬ間に嫉妬心は消え去っていた。私を苦しめ続けたそれは何の謝罪もなしに消滅していた。
わたしは大学に進学した。
もちろん何の夢も抱かずに。何の希望も抱かずに。何の目標も抱かずに。
以前の私であればどうであっただろうか。嫉妬に狂いつつも夢を見たのだろうか。
今の私は無気力に毎日を生きている。