自己嫌悪

無能落伍者が書いているブログです。

おそらく自己愛性人格障害

今私は自分が優秀などと一寸も思っていません。

しかし1年か2年程前までは特別な存在であると思い込んでいたことを独白します。

 

 

私は本当に努力をしませんでした。

それは偏に特別であるのだから努力などせずともどうにでもなる

という根拠なき思い込みに端を発したものでした。

 

そのきっかけは中学生のころにさかのぼります。

当時の私は思春期特有の自意識の過剰さに苦しめられていました。

中学生の私は特に容姿という点を他人と比較したがりました。

しかし成績はともかく見た目は良いというわけでなかったので、劣等感のみが蓄積されていきました。その容姿という一点のみにこだわり続けた私は、ついに精神崩壊というところまで来ましたが、そんな折に手を差し伸べるのはいつも、「きれいな顔だ」という身内の甘言でした。それが虚偽であるということは心のどこかで理解しておりましたが、しかし追い詰められた私はいつもその手をつかんでしまうのです。

 

それが何度か繰り返され、時計の長針も何千回まわろうかという頃、私は高校生になっておりました。

 

高校というのは学力別に分別されたゴミ箱のようなものなのですが、私は高級な、いかにも価値のありそうな金のゴミ箱の中におりました。大した努力もせずに。

 

努力したその他大勢の中に混じるゴミ、それが私でした。

私は増長しました。自身を過信しました。自分がゴミであることを自覚せずに不釣り合いな行為を繰り返しました。今となっては悔やまれることばかりですが、どうしようもありません。

 

その結果としてこの燃えカスが生み出されたのです。

完全に燃焼して存在が消えることもないただ黒い醜い脆い異臭を放つ、消えたほうがましだと思えるほどのそれは、風に吹かれ宙をさまよっています。

 

 時がたたねば消えることができないそんな始末のつけようがないほどの意志の弱さ。

私は何処へ向かっているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

どうすれば他人と比較せずに済むんだ。

新しいことを始めるたびに偉大なる先人と比較してしまう。雲の上に届かないことは分かっているのに、どうしても、どうしても見てしまう。

小説家、ゲーマー、資産家、大統領、首相、芸能人、映画監督、哲学者、芸術家...

私は劣等感を抱きやすい。いや無意識的に抱いてしまう。

 

 

どうすればいいんだ

 

そうだ、逃げようあらゆる物から。

何もしなければ比べる必要ないじゃないか。

でも何もしないなんてできるのか?

自身を終わらせることもできない意志薄弱者ができるのか?

 

......

私は苦しみ続けるだろう

でも選択肢はない

 

 

 

 

 

 

 

誰か助けて