自己嫌悪

無能落伍者が書いているブログです。

社会不適合者

 

社会不適合者になる条件

疑念

皆さんは子供のころどうでしたでしょうか。

私は親とは良好な関係でしたし、学業もトップクラスで交友関係も悪くありませんでした。ですが今は残念なことに、ぐちぐちと気持ち悪いことをいうことしか能のない落第しかけの大人になってしまいました。つまり私というサンプルから、まともに育てられたからといって必ずしもまともな大人になるわけではないと分かります。成育歴が関係ないなら何がきっかけで私のような人間が生まれるのでしょうか?とりあえず私自身は広い視野を持っているというわけではないので、個人の経験から考えてみます。

 

原因1 容姿(私の場合)

これは非常に大事だと思います。私は今もなお人類の半数を占める異性とまともに接することができないのですが、この原因がなんとたったの一点だけで説明できるのですから。

振り返りますと

私が通っていた幼稚園には、男女で手をつないで周辺を散歩するという慣習的行事が頻繁にあったのですが、その時からすでに私は一人余るという恐怖を経験していました。もちろん職員は余った私の手を取ってくれますが、そのころから同年代の異性への嫌悪感が生まれ始めていたのです。小学生になるとこれが変わらないどころか、さらに悪化してゆき異性とまともに会話することすらできなくなりました。そして思春期が訪れたことでそれ以外の面においても悪影響が出始めたのです。

原因2 自己否定

これのきっかけは多岐にわたります。例えば周囲から高いハードルを越えることを求められ続けたとか、いじめにあったとかいろいろなことがきっかけとなり得ます。

これを自覚し始めるのは、たいてい思春期に入ってからだと思いますが、この不安定な時期にこれを解決するのは非常に困難です。まだ客観的に物事を見ることができない時期ですし、そのため思い込みにとらわれやすいからです。いったん思い込むと周囲が何を言っても嘘をつかれているようにしか聞こえなくなってしまいます。(体験談)

私の場合、容姿が悪いというのは明らかだったので、周囲は頭がよいという点に目を向けさせようとしましたが自己否定はすべてを否定しました。もしかすると私があまりに重度であったというだけかもしれませんが、当時の私は自身の長所さえ認めることができなかったのです。そのせいで全く高校受験にやる気を出すことはできませんでした。

自頭の良さで何とかトップクラスの高校に進学しましたが、高度になる学習内容を目の前にしても無気力は治っておらず、勉強をほぼせず課題の答えを丸写しするという荒業で、教師や親の目はごまかしていました。つまり表向きには優等生であったため、自身の状態を誰も理解していなかったのです。私には自己否定しかないということを。こんな状態で大学受験なんて始めたらどうなるか容易に予測が付きます。周りはどんどん私に追いついてそして追い越してゆく。にもかかわらず私は依然動けないままです。で結局周囲の期待とは裏腹に、地方国公立にしか受かりませんでした。その大学も中退しかけですがねw。そして自己嫌悪が始まりました。

全ては自己否定が原因だったのです。

原因3 自己顕示欲の未解消

この文章を読んでいて分かったと思いますが、私はあきらかに過去の自分を出しにしようとしています。昔は自身を客観視できていませんでしたが、今となってはかなり頭良かったなと、もったいないなと思ってしまうのです。後の祭りですが今の私と比べれば遥かに優れていたのにどうしてなのでしょうかねぇ。過去の自分に固執するのは無意味だしむしろ害なんですけど、どうしてもやめられません。

原因4 運

ここまで書いて自分で左右できる要素少ないな、と思ったんですけどまぁやっぱり一番大事なのは運ですよね。こんなこと書いたら、自己責任だぞ、なんて言い始める人が出てきそうなので、あまり言いたくありませんが結局いくら能力が優れていてもたまたまが重なるとどうしようもないです。

個人的意見

私はまともな人生を諦めたので今は清々しい気分ですが、踏ん切りがつくまでは地獄でした。もうどうしようもないと思ったなら、いっそすべてを投げ出すというのはいいことだと私は思います。この日本社会では法に触れない限りなかなか死ねませんし、ね。

結論

もしお子さんを育てる予定があるなら芽はできるだけ早く摘んであげましょう。侮っているとあっという間に大繁殖して手が付けられなくなりますから。いちど社会不適合者になった方はすみませんがどうしようもないと思います。社会不適合者になっていない方は自身に兆候がないか常日頃から気を付けてください。